1.原皮水洗い 原皮に付着している汚物を取り除く。 2.石灰漬 石灰に漬けて皮を膨らませ、毛を毛根から抜き取る。 3.フレッシング(写真B) 皮の表面についている不要物を取り除く。 4.なめし(写真C) クロムなめし、タンニンなめしなどの方法で皮にいろいろな耐久性を持たせる。 この時点で皮から革になる。 5.背割り 牛、馬などの革では、作業がしやすいように1頭分の革を背筋に沿って半分に分ける。 6.水絞り 水分を取り除くと同時に革を伸ばす。 7.等級選別(写真D) 革の表面(銀面)の欠点が多いか少ないかを見分ける。 8.バンドナイフ 用途に応じて革の厚みを分割する。 9.シェービング(裏削り)(写真E) 用途に応じて革を削って最終的な厚みにする。自動車シートは1.2mm ~ 1.3mm。 10.再なめし・加脂・染色(写真F) 革のやわらかさなどを調整しながら染色する。 11.セッター(伸ばし) 染色した革の水分を取り除くと同時に革を伸ばす。 12.乾燥(写真G) 網、金属板などに革を伸ばしながら張って乾燥する。 13.バイブレーション(革もみ)(写真H) 乾燥した革をほぐしてやわらかくする。 14.塗装作業(写真J) 下塗りをする。 15.塗装作業(写真N) トップコート。 16.型押し(写真K) 革にしぼを付ける。 17.物性試験・外観試験 革の色、強さ、やわらかさなどの品質検査をする。 18.計量(写真O) 革の面積を測る。 |