<銀付革> 天然の革の銀面を活かしたもので、カゼイン及びラッカー仕上げされるものが多く、美しい銀面と優れた耐久性、快適な使用感を備えています。 <ガラス張り革> 主として成牛皮を使い、なめした革を平滑なガラス板(あるいはホーロー鉄板)に張りつけて乾燥し、銀面を平らにしサンドペーパーで軽くこすって表面を塗料で仕上げたものです。堅牢で手入れが簡単です。 <スエード革> ベルベットのような外観を与えるために、バフまたは毛羽立て機で肉面の繊維が非常に短く仕立てられた革。 <バックスキン> 本来は大鹿革の銀面をバフして、スエードのように仕上げられた革のことです。 <ヌバック> 銀面をスエードより軽くバフして仕上げられた革のことです。 <床革> 銀面または肉面に平行に2つに分割されたもので、銀面層以外のものを床革といいます。 ケバをバフしスエード調に仕上げたもの、型押ししたものなどがあります。 また、やや毛足の長いものをベロア革と称しています。 <シュリンクレザー> 縮革とも称します。なめしの工程中に、薬品を用いて革を縮めたもので表面にシワを生ずるので、変わった趣があります。 <エルク> 本来は大鹿の革ですが、現在では、クロームなめしの牛革をやわらかくもんだものをエルクと呼んでいます。 <型押革> 革の表面に加熱高圧プレスで型をつけたものです。自動車の内装に使われる革のほとんどがこの型押革です。 |